自己紹介

この度は『弁護士保険の教科書』(旧『弁護士保険Mikataの普及に努める「弁保社長」のブログ』)をお読みいただき、誠にありがとうございます。

※当初は弁護士保険の商品内容についての解説をメインコンテンツとしておりましたが、幅広く身近な法律トラブルについて知りたいというお問い合わせが多く、2016年4月からは『弁護士保険の教科書』にサイト名を改定し、法律の専門家(弁護士、元弁護士、パラリーガル他)を中心に専門性の高い記事を掲載しております。

「弁保社長」は、

「日本に住む一般市民の泣き寝入りを無くす」

ことを目的に弁護士保険募集代理店の社長(弁保社長)の立場から、弁護士保険の普及促進を図っています。

なぜこのブログをはじめたのか

弁護士保険とは、健康保険の弁護士版とも言われており、「定額の保険料を毎月支払うことにより、法的トラブル等で弁護士を活用する際に、自己負担が大幅に軽減される(保険会社にてプールされた保険金の中から弁護士費用の一部または全部が支払われる)」という保険サービスです。

弁護士保険は欧米では加入者が国民の過半数を越える国があるほど、普及率や知名度が高いサービスですが、日本では2013年にプリベント少額短期保険株式会社が日本初の弁護士保険を販売開始したばかりです。そのため、知名度も普及率もまだまだ低い状況です。

「日本中の人が弁護士保険の存在を知り、普及率が上昇するきっかけを作ることで法的トラブルを予防したい。」

「本当は困っているのに揉めると大変だからトラブルを表面化させられない「泣き寝入り」状態を防ぎたい。」

そんな思いでこのブログをはじめました。

弁護士と私の接点

私は幼少期をアメリカで過ごした経験があり、親友の父が弁護士をしていたことから、海外では困ったことがあれば気軽に弁護士に相談をし、親戚トラブルや近隣トラブル、セクハラなどの身近なトラブルを解決する習慣を目の当たりにしていました。

一方で日本は和を重んじる文化があり、トラブルがなかなか表面化しない一方で、陰で泣き寝入りしている人が多いことを目にしてきました


私自身が初めて弁護士を使ったのは自身の離婚の時。離婚協議書という契約書を作成する際のリーガルチェックを受けるために弁護士を使う際にも、高額な弁護士費用を少しでも節約するために、ネットから雛形をダウンロードして契約書を自作しました。

また、同時期に職場の友人が上司からのセクハラで悩んでいたことや、大学の後輩がパワハラによる強制解雇にあったものの、弁護士費用が高いが故に「弁護士を使ってトラブルを解決しよう」という選択肢すらない現状を目の当たりにしてきました。

この状態は健康保険制度が無いアメリカで、低所得層が高額な医療費を払えないために、病院に行く習慣が無いのと良く似ている状態だなと感じました。

日本では自己負担が少ないから誰でも医者にかかる習慣がありますが、これは健康保険があるからこそ成り立っている社会・習慣なのです。

弁護士保険との出会いとこれから


そんな時に2013年に日本でも弁護士保険の販売が開始されました。

この弁護士保険への加入者が増えれば、弁護士費用の自己負担が減り、誰でも身近に弁護士を使える社会になる。

そして、国民全体がトラブルを起こす側に回らないように気をつけるようになるので、犯罪やトラブルの抑止効果が生まれ、よりよい社会になる。

このような背景から、2014年から弁護士保険の募集代理店登録をし、普及促進活動をスタートさせました。

弁護士保険の認知度を上げ、弁護士が身近に使える社会、泣き寝入りする人が一人でも少なくなる社会を作るという使命感を持って、微力ながらこのブログをコツコツ更新して行きたいと思います。

<著者プロフィール>
弁保社長。慶應義塾大学卒業後、大手エネルギー関連企業、ベンチャー企業の取締役を経て、2014年に弁護士保険募集代理店として㈱マイクコーポレーションを創業。 幼少期をアメリカで過ごし、訴訟リスクについて親友の父(弁護士)より学ぶ。 自身の離婚経験、友人の相続トラブル、後輩の勤務先企業からの不当解雇など身の回りで弁護士に依頼をした事例が多数起こり、日本での訴訟リスクの高まりと弁護士保険の必要性を感じたことをきっかけに、「誰もが小さなトラブルでも気軽に弁護士に相談できる社会」を目指し、広く日本初の弁護士保険である「Mikata」の普及促進を図っています。

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