離婚調停に向けて法テラスの弁護士に相談したいがどんな準備が必要?

 

離婚調停に向けて法テラスの弁護士に相談したいがどんな準備が必要?まず、みなさんは法テラスという機関をご存じでしょうか?

法テラスとは、国が設立した司法援助機関のことで、簡単にいえば法律問題の窓口として、一般の方からの相談を受け付けているところです。

法テラスでは、民事法律扶助業務といって、専門家への費用をいったん立て替えてもらえることもできることから、経済的な理由でなかなか専門家に相談できない方でも、気軽に利用できる仕組みとなっています。

また、無料での法律相談も実施していますので、相談だけご利用される方も中にはいらっしゃいます。

では、離婚調停に向けて法テラスの弁護士に相談をする場合、事前にどんな準備をしておく必要があるのでしょうか?

相談前に準備しておく必要があるもの

弁護士の事務所へ足を運ぶ際、法テラスだからといって特別に用意しなければならないものというものはありません。

よって今回は、弁護士へ離婚の相談をするのであれば、共通して準備しておきたいものについてご紹介します。

1、印鑑

相談前に準備しておく必要があるものとして、印鑑を持っていくと良いです。

離婚関連の相談の場合は、いったんは検討する時間が必要になることが多いため、そのまま依頼となるようなことは少ないのですが、それでも念のため印鑑は持っていきましょう。

専門家に依頼をするのであれば、委任状に署名押印をすることになるため必要となります。

2、財産関係がわかるもの

こちら、必ず準備しておく必要があるわけではありませんが、離婚問題の場合、財産関係で揉めることが多くあるため、財産関係がわかる資料を持っていくと良いかもしれません。

また、1ヶ月の収支がわかる資料として、お互いの給与明細などを持っていくのも良いでしょう。離婚にお金の問題はどうしても付きまとってしまうので。

3、その他、事情が理解できるもの

弁護士には、現在どういった状況なのかを説明する必要があります。

よって、弁護士が「事情を理解できるもの」を持っていくと良いでしょう。

もちろん事情がわかるのであれば、どういったものでも構いません。

意識して持っていくものはほとんどない

上記を見てもらった方はすでにお気づきかもしれませんが、弁護士への相談に意識をして持っていかなければならないもの、というのはほとんどありません。

もちろん継続しての相談や、実際に依頼をするとなれば、あれこれと必要になってくる資料が出てくることになりますが、最初の相談で必要になるものはほとんどありません。

よって、本当に手ぶらで相談に来る方も中にはいらっしゃいます。なにか必要なものがあれば、事前に弁護士より指示があるはずです。

とはいえ、どうしても心配であれば、相談をする予定の事務所へと事前に電話をし、何か持っていったほうがいいものがないかを尋ねてみましょう。

快く応じてくれるはずです。

離婚についての知識を身に着けておく

こちらも必ずしも必須というわけではありませんが、離婚についてある程度の知識を身に着けておくと、弁護士の話もよくわかって相談もスムーズに進むといえます。

もちろん、まったく知識がなかったとしても、担当した弁護士に聞けば親切に教えてくれるといえますが、事前に知識があるとないとでは、理解する力が大きく異なってくるといえます。

その場では理解したつもりでいても、実際には間違った理解をしていることもありますし、丁寧に説明をされても弁護士が何を言っているのかまったくわからなかった、という事態も想定されます。

こんなことにならないように、当サイトや離婚関係の書籍などで、ある程度は離婚についての知識を深めておくと良いでしょう。

相談中に気を付けておくべきこと

では最後に、相談中はどのようなことに気を付けておくべきかについてご紹介します。

弁護士はあなたの味方

まずは、今目の前にいる弁護士は、自身の味方だということを理解しましょう。

相談前に自身がしてきた行動に対して注意を促すようなことはあっても、それは決して非難をしているわけではありません。今後はそういったことはしないようにと諭されることもありますが、別に見下しているわけでもありません。

あくまでも、自身のためを思って発言をしてくれているのだということを、忘れないようにしてください。

嘘はやめましょう

次に、弁護士に対して嘘をつくようなことはやめましょう。

嘘をついてしまっては、なにが真実かわからなくなってしまいますし、弁護士との信頼関係を築くこともできなくなってしまいます。

離婚問題において、弁護士との信頼関係というのは非常に重要なものとなりますので、その信頼を裏切るようなことはしないようにしましょう。

弁護士には守秘義務があるため、相談したことを他言するようなことはありません。

それがたとえ、自身の相手方から相談を受けたとしても、です。

情報が漏れるといったことは心配しなくても大丈夫なので、安心して相談へと臨んでください。

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永瀬 優(パラリーガル)

永瀬 優(パラリーガル)

1986年生まれ。高校卒業後、東洋大学法学部法律学科へと進学し、2011年からパラリーガルとして法律事務所に勤務開始。法律事務所という環境化での経験を活かし、債務整理や離婚、相続といった法律関連の文章を得意としている。 たくさんの人に法律を身近に感じてもらいたい、誰もが気軽に法律を知る機会を増やしたい、という思いから本業の合間を縫う形で執筆活動を開始した。 現在もパラリーガルを続ける中、ライティングオフィス「シーラカンストークス」に所属するwebライター。著書に「現役パラリーガルが教える!無料法律相談のすすめ。お金をかけず弁護士に相談する方法と良い弁護士・良い事務所の探し方。」がある。
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