【2018年最新版】弁護士保険3社を様々な点から徹底比較!

日弁連の調査によれば、「法的な問題を抱えつつも、弁護士に相談していない人が約8割」と、トラブルに直面しても費用面などがネックとなり、アクションを起こせないという事態が大変多いという問題がありました。

そんな中、2013年に日本で初めて単独型の弁護士保険が発売され、最近では、テレビや新聞などのメディアで弁護士保険が紹介される機会も増えてきました。

今回は単独型の弁護士保険を販売している3社と各社の主な保険を比較しながら、ニーズに合った弁護士保険を選ぶための参考情報をご提供させていただければと思います。

弁護士保険を販売している3社と主な商品の特徴

2018年3月現在、個人が単体で加入できる弁護士費用保険は3社から販売されています。

保険会社
プリベント少額短期保険
エール少額短期保険
ジャパン少額短期保険
主な商品
弁護士費用保険Mikata
弁護士保険コモン
男を守る弁護士保険・
女を守る弁護士保険
発売日
2013年5月
2018年1月
2015年9月

細かい比較の前に、まずは各社・各商品の特徴をざっくりと説明します。

①プリベント少額短期保険

<会社の特徴>
日本で初めて単独型の弁護士保険を販売したパイオニア的な会社です。

<商品の特徴>
プリベント社から発売されている弁護士保険は、「弁護士費用保険Mikata」の1種類のみです。(特約はあります。)

2013年に発売され、2018年4月時点での保有件数は12000件に上ります。日弁連(※1)との提携によって実現した弁護士直通ダイヤルも好評で、受電件数が8000件を突破しました。(2018年4月時点)

加入者には、リーガルカード(弁護士保険証)やステッカーが無料で配布され、トラブルを防ぐための配慮がなされています。

※1 日弁連(日本弁護士連合会)・・・弁護士の登録、会員の指導・連絡・監督に関する事務遂行を目的とした全弁護士および全弁護士会を会員とする公法人。全ての日本の弁護士が登録されている。

弁護士費用保険Mikataを詳しく見る>>

②エール少額短期保険

<会社の特徴>
2017年に発売開始をした新しい弁護士保険の会社です。

<商品の特徴>
エール社の主な商品は「弁護士保険コモン」「弁護士保険コモンLite」の2つの保険です。
プランが豊富で予算やニーズにあった選び方が大きな特徴です。
また、ハラスメントヘルプナビ、ネットストーカーヘルプナビ、冤罪ヘルプナビ、示談交渉人案内サービスと、加入者が使える付帯サービスが多いのも特徴です。

弁護士保険コモンを詳しく見る>>

③ジャパン少額短期保険

<会社の特徴>
弁護士保険以外にも、自転車保険、お天気保険、家財保険などの少額短期保険を販売している会社です。

<商品の特徴>
ジャパン社が販売している主な弁護士保険は、「男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険(痴漢冤罪保険)」です。
痴漢冤罪防止に特化してるのが特徴で、痴漢に間違えられた時、事件発生から48時間以内の弁護士費用(面談費用)が補償されます。
今回紹介する保険の中では最も安い商品です。しかし、プリベント社やジャパン社の商品と違い、一般事件(詳しくは後述します)の弁護士費用は補償対象外であり、交通事故トラブルなどの偶発事故も、加害者の場合の弁護士費用は補償対象外になりますので注意が必要です。一般的な弁護士保険ではなく、痴漢冤罪の備え+個人賠償責任保険としてお勧めしております。

男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険を詳しく見る>>

各社の補償範囲の違い

次に、「弁護士費用保険Mikata」、「弁護士保険コモン(レギュラー)」、「男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険」の補償範囲を記載します。
同じ弁護士保険でも各社カバーする範囲が異なり、特に「男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険」は特に異なることがお分かり頂けるかと思います。

<各社の補償範囲>
※下記で記載しているトラブルのみが対象という意味ではありません。

標準の弁護士費用保険の比較

続いて労働トラブル・離婚・相続(一般事件)などを含んだ補償範囲の広い保険を細かい部分も含めて比較します。

重要な部分は後ほど説明致します。

Mikata/弁護士保険コモン(レギュラープラン)の比較表

商品名
弁護士費用保険Mikata
弁護士保険コモン
(レギュラープラン)
商品の特徴
日弁連と提携した弁護士紹介や弁護士直通ダイヤルが魅力
ネットストーカーや冤罪の場合の無料弁護士サポートが充実
弁護士費用の補償対象となる原因事故(トラブル)の範囲
偶発事故(加害者・被害者)、近隣トラブル、労働トラブル 、相続トラブル 離婚トラブル、賃貸・不動産トラブル、いじめ・ハラスメント、インターネットのトラブル、リスク取引
上記のうち 支払対象外となるトラブル
リスク取引(金銭消費貸借、投機取引、連鎖販売取引など)
補償対象となる被保険者の立場
被害、加害
被害、加害
不担保期間の設定
一般事件:3ヶ月
離婚、相続、親族:1年
リスク取引:1年
一般事件:3ヶ月
離婚:3年、相続:2 年、親族:1年
労働、賃貸借、差止請求:1年
相談料給付限度
実費相当額(自己負担なし)
1事案 2.2万円、年間 10万円
実費相当額(自己負担なし)
1事案 2.2万円、年間 10万円
弁護士委任費用(偶発事故)
実費相当額(自己負担なし)
着手金
(着手金-5万)×70%を補償
保険金
(一般事件)
着手金
(着手金-5万)×70%を補償
着手金
(着手金-5万)×70%を補償
保険金の支払上限
弁護士委任費用
(偶発事故)
1事案300万円
1事案200万円
保険金の支払上限
弁護士委任費用
(一般事件)
1事案100万円
1事案200万円
加入後通算限度支払額
通算1,000万円
通算1,000万円
付帯サービス(無料)
弁護士直通ダイヤル
弁護士紹介サービス
なんでも悩み事相談ダイヤル
リーガルカード
ステッカー配布
ハラスメントヘルプナビ
ネットストーカーヘルプナビ
冤罪ヘルプナビ
示談交渉人案内サービス
弁護士直通ダイヤル
法律文書チェックサービス
弁護士検索サービス
付加できる特約
・一般事件免責金額ゼロ特約  
・団体扱特約
・免責金額ゼロ特約
・道路交通事故不担保特約
・法律相談料不担保特約
保険料(月額)
2,980円
2,200円
上位プラン
ステイタス・プラン:月額5,100円
年間限度額:500 万円
着手金・報酬金ともに 70%補償
※上記は、個人向けの商品ですので、事業上のトラブル(法人トラブル)は、対象としておりません。 ただし、弁護士費用保険Mikataは、個人(事業主)であれば、事業に関することでも、法律相談に関する弁護士費用(上記「相談料給付限度」)は保険の支払いの対象となります。

項目別比較

上記の比較表からさらにポイントを絞って比較していきます。

保険料

弁護士費用保険Mikata:基本プラン 月額2,980円
弁護士保険コモン(レギュラープラン):基本プラン 月額2,200円

補償内容

◆保険金の支払上限

偶発事件一般事件
弁護士費用保険Mikta300万円100万円
弁護士保険コモン(レギュラープラン)200万円200万円
※通算限度額は両者ともに1000万円です。

◆不担保期間
保険にご加入いただいてから、保険金をお支払いできない期間の比較です。
見落とされがちですが、意外と重要なポイントですので、しっかりと確認してください。

一般事件は両者とも3ヶ月で同じです。
ただし、下記トラブルは別途設定があり、両社間で違いが生じていますので注意が必要です。

 
弁護士費用保険Mikata
弁護士保険コモン
労働トラブル3ヶ月1年
賃貸借トラブル3ヶ月1年
差止請求3ヶ月1年
リスク取引1年支払対象外
親族間トラブル1年1年
相続トラブル1年2年
離婚トラブル1年3年
リスク取引・・・金銭消費貸借、投機取引、連鎖販売取引など

◆弁護士委任費用
・法律相談料はとも実費相当額
・弁護士委任費用は、
【一般事件】(着手金-免責5万円)×70%を補償されるのは、同条件。
【偶発事故】弁護士費用保険Mikataは実費相当額(全額)の給付。
弁護士保険コモン(レギュラー)は偶発事故も(着手金-免責5万円)×70%の補償となります。

◆<注意点>保険利用(委任費用)の回数制限について
弁護士保険コモンは(同一年度中に)2回目以降利用する場合は免責金額が10万円になり、3回目以降は保険の支払いの対象外。(弁護士費用保険Mikataには回数制限はなし)

<弁護士保険コモンの回数制限>
1年間で2回まで
3年間で3回まで
5年間で4回まで

◆補償範囲
本人、監督義務を有する子どもが補償範囲となります。

監督義務を有するこどもの年齢
弁護士費用保険Mikata20歳未満の子供
弁護士保険コモン18歳未満の子供

◆付加できる特約
弁護士費用保険Mikataは基本のプランに特約が2つ付けられる一方、弁護士保険コモンは3プラン(ステータスプラン・レギュラープラン・ライトプラン)かつ3つの特約があるので、
自分にあったプランを考えることができるメリットがあります。

◆特約

弁護士費用保険Mikata弁護士保険コモン
免責金額ゼロ特約 免責金額ゼロ特約
団体扱特約交通事故不担保特約
法律相談料不担保特約

◆付帯サービス
<弁護士費用Mikata>
・受電件数8000件を超えた、弁護士相談ダイヤルが魅力
・弁護士紹介サービスは、電話でプリベント社が弁護士会を通じて全国の弁護士を手配。
・法的トラブル以外も24時間対応の悩み事相談ダイヤルの設置。
(常駐ではないが、看護師、栄養士、警察OB、税理士なども待機)

<弁護士保険コモン>
・匿名掲示板やSNS上での誹謗中傷やネット上のつきまといなどのウェブ上でのトラブル時に、弁護士に初動対応を相談できるダイヤルを設置。
・ジャパンにもある痴漢などの冤罪事件に間違えられたときのヘルプコール
やその他弁護士相談できる弁護士直通ダイヤルもあり。
・弁護士をさがすための弁護士検索サポートあり

弁護士費用保険Mikataを詳しく見る>>

弁護士保険コモンを詳しく見る>>

掛け金を安くしたい方におすすめの弁護士保険

補償は限定的ですが、安価な弁護士保険として販売されているのが、エール少額短期保険の<弁護士保険コモンLite>(月額960円)とジャパン少額短期保険の<男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険(痴漢冤罪保険)>(月額590円)です。

いつどんなトラブルが起きるは予測できるものではありませんので、基本的は補償範囲の広い弁護士保険をお勧めしているのですが、予算だけで決めるということを前提にご説明します。

<弁護士保険コモンLite>
ライトプランは、その名の通り、金額が安い分補償が薄い商品です。
上記で説明した弁護士保険コモン(レギュラー)をさらに限定的にした商品になったと考えていただければと思います。

■弁護士保険コモン(レギュラープラン)との違い
・法律相談料が補償対象外
・弁護士委任費用の着手金部分を補償
(着手金-5万円)×90%を補償。※標準プランは70%
・受任時に支払う弁護士費用を30万円まで補償  
・通算の保険限度額150万円
・交通事故が対象外 

■スタンダードプランと同等のサービス
・不担保期間(離婚3年、労働トラブル1年など)
・付帯サービス利用できる
・保険利用限度額(1年間2回までなど)
・補償対象の被保険者が、本人+監督義務を有する18歳未満の子供

弁護士保険コモンLiteを詳しく見る>>

<男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険(痴漢冤罪保険)>
痴漢冤罪保険の老舗の「痴漢冤罪防止に特化した弁護士費用保険」です。
実際に冤罪コールを利用して助かったという事例も1件以上はありますので、ヘルプコールを使いたい人にはお勧めです。

ただ正直なところ、弁護士費用保険Mikataや弁護士保険コモンとは一線を画す商品であり、補償が偶発事故のみの補償です。

弁護士費用特約に近い商品ですので、当サイトでは自動車等で弁護士費用特約を加入していない方にお勧めの保険と位置付けています。

ただ、弁護士費用保険Mikataや弁護士保険コモンにはないサービスを提供していますので、そちらを案内します。

1,補償範囲の広さ
本人・配偶者・同居の親族も補償(自動車の弁護士費用特約も同じ)

2,弁護士費用以外にも補償
日常生活の中で他人(いわゆる第三者)に対してケガをさせたり、人のモノを壊してしまったりして法律上の損害賠償義務を負ったときに使える「個人賠償責任保険」を1000万円まで補償。※自転車事故でも対応!
この保険は、火災保険や自動車保険、傷害保険に特約で付帯するのが一般的ですが、自動車保険や火災保険に加入していない人には魅力的ではないでしょうか。

3,偶発事件の保険金は実費相当額の給付

男を守る弁護士保険・
女を守る弁護士保険
弁護士費用保険Mikata
弁護士保険コモン
(レギュラープラン)
弁護士委任費用
(偶発事故)
実費相当額
(自己負担なし)
実費相当額
(自己負担なし)
着手金
(着手金-5 万)×70%を補償
補償対象となる被保険者の立場
被害のみ
被害、加害
被害、加害
※弁護士保険コモンLiteは交通事故に関しては補償対象外

4,痴漢に間違えられた時の対応が簡単
弁護士保険コモンにもあるサービスですが、ジャパンは流れを公表しておりますので記載します。
①痴漢に間違えられる
②スマホを取り出して専用ページにアクセス(弁護士に一斉メール)
③弁護士からの連絡を待つ
④弁護士から指示がうけることができる
  +
事件発生から48時間以内の弁護士費用(面談費用)が無料

※注意点
・暗号化通信に非対応の携帯電話(ガラケー・古いスマートフォン)はお使いいだだけない可能性がある
・48時間以内は無料だが、それ以降の費用は対象外(自腹)。
・有罪や冤罪と認められない場合は、補償の対象外

男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険を詳しく見る>>

【まとめ】こんな人におすすめ

◆プリベント少額短期保険(弁護士費用保険Mikata)
→保険料が2,980円を高いか安いかを判断しかねる部分はありますが、保険金支払の給付実績や弁護士保険のノウハウ、日弁連との提携など考慮すると一番安心して加入できるおすすめの会社です。また、他社に比べ不担保期間も短いことなど補償が充実していることから、法的トラブル全般にしっかりと備えたい方にお勧めです。下記のリンク先ではトラブル防止事例や保険適用事例を漫画で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

弁護士費用保険Mikataを詳しく見る>>

◆エール少額短期保険(弁護士保険コモン)
→エール社は、補償プランをライト(960円)、レギュラー(2,200円)、ステイタス(5,100円)から選べるのが魅力です。レギュラーは、全体の8割を占める一般事件おいて、保険金支払上限が200万円と高く、その割に保険料が安いのが魅力です。ライトは、保険料負担を抑えつつ、「弁護士への着手金負担」を軽減したい方にお勧めです。また、冤罪やネットストーカー、パワハラやセクハラ等のトラブルに応じた専用の付帯サービスが充実しています。

弁護士保険コモンを詳しく見る>>

◆ジャパン少額短期保険(男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険)
→痴漢冤罪をメインで案内しているが、エール社の弁護士保険コモンLiteがでてきたところで、差別化がしにくくなっているところが正直なところです。
それでも痴漢冤罪保険としての先駆け企業であるので、痴漢に間違われそうな方には加入を検討するのはよいかと思います。また、自動車の弁護士費用特約や個人賠償責任保険の両方に入ってないかつ、安価な保険料がよいと考える方にはおすすめです。

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【おまけ】法人向けの弁護士保険も販売されています
今回は個人向けの弁護士保険のご紹介でしたが、エール少額短期保険より法人向け弁護士保険「コモンBiz」が販売されております。詳しくは
こちら
を御覧ください。

募集文書番号 2018-OP・募-006
PV2017営推005201712
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