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離婚調停は申し立てた方が有利なのか?不利なのか?

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投稿日:2016年12月14日 更新日:

離婚調停は申し立てた人の方が有利なのか

離婚調停は申し立てた方が有利なのか?それとも申し立てられたほうが有利なのか?男性、女性で有利、不利になることはあるのか?

相手のせいでさまざまな問題に悩んで離婚を考えているのだから、少しでも有利になる可能性を上げたいと考えるのも無理はないことです。

インターネット上では様々な噂が渦巻いていますが、実際のところはあまり関係がないと言えるでしょう。

とはいえ、それぞれの事情によって有利に感じられたり、不利に感じてしまったりといったことはあると言えます。

では、どういった場合にそのように感じることになるのか、今回は詳しくご説明していきましょう。

離婚調停を申し立てた側が有利に感じること

離婚調停を申し立てた側は、裁判官や調停委員に対して最初に意見をぶつけることになります。

人は誰しも先入観がありますので、最初に意見をぶつけられたとなれば、そういうものなのかと相手を見てしまうことがあってもおかしくはありません。

また、離婚に限らず調停という制度は、困っている側が裁判所に間に入ってもらうためにある制度です。

申し立てをした方がより困っているのだろうという印象を与えることは可能といえるかもしれません。

離婚調停申し立て側の効果は期待しないように

とはいえ、経験の浅い調停委員ならまだしも、実際にはこうした効果はあまり望めないと言えるでしょう。

裁判官も調停委員もいわばプロですし、特に裁判官は日頃から調停や裁判といった手続きに触れているため、先入観や印象だけで判断をすることはほとんどありません。

もちろんそれは、弁護士であっても同じです。

調停委員の多くはベテランの弁護士から選任されているという事情もあり、上記がメリットとして働き続けるかどうかはなんとも言えないところです。

もちろん最初のうちは印象が先行してしまいがちになることもあるかもしれませんが、数回も顔を合わせて調停を進めていくうちに改められていくものです。

よって、心理的な面での期待はあまりしないようにしましょう。

離婚調停を申し立てられた側が有利に感じること

離婚調停を申し立てられた側は何事も後手に回ってしまうため、なんとなく不利に感じられることもあるでしょう。

しかし、実際に調停がはじまってしまえば、後からいくらでも補てんは効くため、特に不利に感じる必要はありません。

申し立てられた側が意識すべきは、裁判官や調停委員に最初に与える印象ではなく、調停の話し合いの中で与える印象です。

こちらさえ意識していれば、第一印象などあっという間に払拭できると言えるでしょう。

また、離婚調停というのは相手の住所地に近い裁判所にて申し立てがされることになっているため、申立人側と比較すれば裁判所までの距離が近いというメリットがあります。

裁判所までの距離の近さが調停の内容に影響することはまずない

とはいえ、裁判所への距離の近さというのはそこまで調停の内容に影響してくることはないため、調停自体が有利になったり不利になったりといったことは、まずないと言えるでしょう。

ただし、申立人側があまりに遠方に住んでいた場合、移動という肉体的負担がかなり大きくなるため、そういった面での有利感はあるかもしれません。

【結論】離婚調停の申し立てに有利不利はない

上記のように、強いての利点をいくつか挙げていますが、結論としては離婚調停の申し立てにどちらが有利でどちらが不利といったものはありません。

純粋に離婚をしたいと感じているのであれば、自ら離婚調停の申し立てをすれば良いですし、相手と以前のように戻りたいと感じているのであって、どちらが有利?不利?といったことを気にするのではなく、調停の中見のほうがはるかに重要になるということを忘れないようにしましょう。

離婚をなるべく有利に進めたいのならば、離婚に関する知識を蓄えていくことが重要となります。

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永瀬 優(パラリーガル)

永瀬 優(パラリーガル)

1986年生まれ。高校卒業後、東洋大学法学部法律学科へと進学し、2011年からパラリーガルとして法律事務所に勤務開始。法律事務所という環境化での経験を活かし、債務整理や離婚、相続といった法律関連の文章を得意としている。 たくさんの人に法律を身近に感じてもらいたい、誰もが気軽に法律を知る機会を増やしたい、という思いから本業の合間を縫う形で執筆活動を開始した。 現在もパラリーガルを続ける中、ライティングオフィス「シーラカンストークス」に所属するwebライター。著書に「現役パラリーガルが教える!無料法律相談のすすめ。お金をかけず弁護士に相談する方法と良い弁護士・良い事務所の探し方。」がある。
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