離婚調停では何を聞かれる?初回で聞かれるお決まりの質問とは

 

離婚調停では何を聞かれる?初回で聞かれるお決まりの質問とは離婚調停の準備として、事前に調停期日当時に聞かれるであろうことの回答をあらかじめ用意しておくというのは非常に重要です。

裁判官や調停委員の質問に対して、しどろもどろになってしまっては決して良い印象を持ってもらうことはできません。

特に調停委員へ好印象を与えることができれば、その後の調停を有利に進めていくことができる可能性が高くなりますので、てきぱきと回答ができるように準備しておきましょう。

最初の調停期日で聞かれることはお決まりのもの

最初の調停期日では、大体聞かれることというのは一緒です。

というのも、裁判官や調停委員がはじめから夫婦の細かい事情について知っているわけがありませんので、まずは聞きたいこと、というのはお決まりのものとなってくるのです。

ここでしっかりと回答することができれば、離婚調停に向けて準備をしてきたのだろう、真剣に話し合う気があるのだろう、という好印象を与えることができるといえるため、下記の典型的な質問事項については、しっかりと回答を用意しておくようにしましょう。

離婚調停1回目の典型的な質問事項について

・なぜ離婚を決意したのか(されたのか)
・財産分与・親権・婚姻費用・慰謝料などに対する考え
・今までの夫婦生活での問題点
・現在の夫婦生活の状況
・相手のことをどのように考えているのか
・離婚後の生活について

初回期日ではこのようなことを聞かれることがほとんどです。

さらに細かい個別の内容については、ここでの回答をもとに聞かれていくことになるといえます。

予定外のことを聞かれることも

調停中の雰囲気画像引用元http://www.courts.go.jp/niigata/about/koho/l4/Vcms4_00000160.html

調停中の雰囲気
画像引用元:新潟家庭裁判所


あまり初回期日からつっこんだことまで聞かれることはないといえますが、話の展開によっては細かい内容について触れられることもあるかもしれません。

離婚調停はその場の空気といったものもあるため、予定されていなかったような事態になることも決して少なくはありません。

用意していなかったことを聞かれたとしても、冷静に受け答えができるように、不測の事態もあるのだということを、よく頭に入れておきましょう。

こういった場合は、とっさに出まかせを口にするのではなく、あくまでも事実に基づいた発言をするように心がけましょう。

ここで出まかせを言ってしまうと、後々に矛盾してきてしまう可能性が十分にありますので、そういったことがないように、実際はどうだったのか?といったことをよく考えてから発言をするようにしましょう。

(嘘をついてしまった場合のリスクについては、「離婚調停で相手が嘘ばかりつく時の2つの対処法」をお読み下さい)

自ら積極的に発言する必要はない

前もって用意してきた回答を書面などにまとめておく、といったところまでは良いですが、聞かれてもいないのにそれを積極的に口にする必要はまったくありません。

こういうことが聞きたいんでしょ?といったように、事前にまとめておいた内容を次々に発言すると、裁判官や調停委員はあまり良い印象を持ってくれません。

つまり、熱くなりすぎてしまっても良くないということです。

言いたいことは多々あるかもしれませんが、それは裁判官や調停委員の作ろうとしている流れを切ってまですることではありません。

必ずそれらを発言する機会は来ますので、余計なことまでは発言しないようにし、その機会を待つようにしましょう。

初回以降は聞かれるであろうことを予想

初回の期日が終われば、それ以降は個別の事情に沿った質問をされることがあるといえます。

調停中、裁判官や調停委員はしきりにメモを取ることがありますが、自身もなるべく調停の流れはメモを取っておくようにし、後でどういった話し合いがされたのかということを整理できるようにしておきましょう。

そして、今後話し合いがどのような展開になっていくのかを考え、聞かれるであろうことを予想しておくと良いといえます。

どうしても今後の展開に不安を覚えるようでしたら、そこはやはり離婚についてのプロである弁護士に相談をしたほうが良いかもしれません。

弁護士であれば、今後の流れを予想する精度も素人とは比べ物になりませんので、相談をするだけでも価値は十分にあります。

依頼をすれば費用負担が大きくなってしまいますが、相談だけであればそこまで費用は高くありませんし、弁護士保険に加入してみるのも良いかもしれません。

まだ弁護士費用が心配ですか?
離婚・男女トラブル、労働トラブル、
近隣トラブル、相続トラブル、詐欺被害など、
トラブル時の弁護士費用を通算1000万円まで補償。


The following two tabs change content below.
永瀬 優(パラリーガル)

永瀬 優(パラリーガル)

1986年生まれ。高校卒業後、東洋大学法学部法律学科へと進学し、2011年からパラリーガルとして法律事務所に勤務開始。法律事務所という環境化での経験を活かし、債務整理や離婚、相続といった法律関連の文章を得意としている。 たくさんの人に法律を身近に感じてもらいたい、誰もが気軽に法律を知る機会を増やしたい、という思いから本業の合間を縫う形で執筆活動を開始した。 現在もパラリーガルを続ける中、ライティングオフィス「シーラカンストークス」に所属するwebライター。著書に「現役パラリーガルが教える!無料法律相談のすすめ。お金をかけず弁護士に相談する方法と良い弁護士・良い事務所の探し方。」がある。
この記事のURLとタイトルをコピーする

いいね!を押して更新情報を受け取る

ページ上部へ戻る