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国際弁護士になるには何の資格が必要?年収は?

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投稿日:2015年10月4日 更新日:

国際弁護士になるには何の資格が必要?年収は?
よくテレビなどで八代英樹さんや八代英樹さんなど「国際弁護士」という肩書きを名乗っている弁護士を見かけます。

しかし、現実に国際弁護士という資格は存在していません

この肩書きを名乗っている弁護士の多くは、日本での弁護士資格の他に海外での弁護士資格を持っているか、日本での弁護士資格は持っていないが、海外での弁護士資格を持っているか、日本での弁護士資格しか持っていないが、日本で起きた海外企業との紛争をメインで行っているかのどれかと言えるでしょう。

国際弁護士と一般的な弁護士の仕事内容の違い

上記のように、国際弁護士といってもおおまかに3つのパターンが存在するため、どこの国での弁護士資格を持っているかによって仕事の内容は異なるといえます。

日本での弁護士資格をメインに業務を行っているのであれば、一般的な弁護士とそこまで仕事内容の違いはないかもしれません。

とはいえ、弁護士はそれぞれ得意とする分野があるため、国際弁護士と名乗るからには海外案件を中心に業務を行っているのでしょう。

日本では海外案件を中心に扱う弁護士を渉外弁護士と言います。
この渉外弁護士が自らを国際弁護士と名乗っていることもあるようです。

なお、日本での弁護士資格を持っていない場合、いくら海外での弁護士資格を持っているからといって、日本にて弁護士業務を行うことはできません。

また、単に弁護士といっても、国によっては日本ほどの権限を有していないこともあり、弁護士の立場はさまざまとなっていますので、日本における一般的な弁護士と比較をするのは難しいです。

国際弁護士になるには

国際弁護士の肩書きを名乗りたいのであれば、海外にて弁護士資格を取得するか、日本で弁護士資格を取得し、海外案件を中心に取り組んでいれば、国際弁護士と名乗るに恥じない弁護士になれるのではないでしょうか。

ただし、日本での弁護士資格を有していないと、日本国内においてはなんの資格も持っていない一般人と変わりません。

どうせ国際弁護士としての肩書きを名乗るのであれば、日本の弁護士資格を取得した上で、海外での弁護士資格も取得をし、活動していたほうが恰好もつくのではないかと個人的には感じます。

一般的に国際弁護士が必要とされるのは?

国際弁護士が必要とされるのは
一般の方が国際弁護士と名乗る弁護士が必要になる場面というのは、正直なところあまりないように感じます。

というのも、先ほど軽く紹介した渉外弁護士というのは、外資系企業や大企業の顧問弁護士となり、海外での案件を多くこなす弁護士のことです。

一般の方が渉外弁護士に依頼をするというのは非常に稀です。
それゆえ、一般の方には渉外弁護士があまり認知されていないと言えます。

また、渉外弁護士ではなく日本と海外の弁護士資格を有している国際弁護士であれば、相談する機会はあるかもしれません。
たとえば、自身が日本在住で相手が海外在住となれば、日本とその対象となる国の弁護士資格を持った弁護士に相談をするというのは、非常に効果的と言えるでしょう。

国際弁護士の年収は?

以前の記事「弁護士の平均年収と格差が広がる意外な理由」にて、弁護士の年収についても触れたことがありましたが、国際弁護士の年収についても一般的な弁護士と同様、ピンからキリまでと言えます。

国際弁護士の肩書きがついているからといって、年収が高いとは限らないと言うことです。

ただ、渉外弁護士として活躍している弁護士については、一般的な弁護士の平均値よりは多く年収があるかもしれません。

もっとも、大きな渉外法律事務所というのは弁護士が何人も在籍しているだけでなく、会社のような業務体系で成り立っていることが多く、サラリーマンのような時間的拘束を受けているといった印象があります。

弁護士=自由業といった枠組みからは少しはずれた事務所であるぶん、年収には多く反映されているのかもしれません。

ここからは余談ですが、パラリーガルの年収についても、やはり渉外法律事務所のほうが高い傾向があります。

ただし、取り扱う業務内容も専門的になりますし、多忙であることは間違いありません。

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永瀬 優(パラリーガル)

永瀬 優(パラリーガル)

1986年生まれ。高校卒業後、東洋大学法学部法律学科へと進学し、2011年からパラリーガルとして法律事務所に勤務開始。法律事務所という環境化での経験を活かし、債務整理や離婚、相続といった法律関連の文章を得意としている。 たくさんの人に法律を身近に感じてもらいたい、誰もが気軽に法律を知る機会を増やしたい、という思いから本業の合間を縫う形で執筆活動を開始した。 現在もパラリーガルを続ける中、ライティングオフィス「シーラカンストークス」に所属するwebライター。著書に「現役パラリーガルが教える!無料法律相談のすすめ。お金をかけず弁護士に相談する方法と良い弁護士・良い事務所の探し方。」がある。
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